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<title>新聞連載コラム「商いは芸」</title>
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<modified>2006-07-31T16:06:52Z</modified>
<tagline>起業したい！インフォプレナー（情報起業家）になりたい！情報販売をしたい！そんな貴方に必要な成功のノウハウをすべて解説します。</tagline>
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<title>新聞連載コラム「商いは芸」2006年7月25日号</title>
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<issued>2006-07-24T15:59:19Z</issued>
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<summary type="text/plain"> 夜の小料理屋。 このご時勢に不景気知らずの店がある。 女将はどんな美人と思いき...</summary>
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<![CDATA[<a href="http://www.toshima.ne.jp/~shinbun/" target="_blank"><img src="/image/col_ph.gif" alt="豊島新聞連載「商いは芸」" width="80" height="103" class="left" /></a>

<p>夜の小料理屋。<br />
このご時勢に不景気知らずの店がある。</p>

<p>女将はどんな美人と思いきや、ごく普通の容姿、性格は暗く、いつも何かしらで悩んでいるという。</p>

<p>悩んでいるくらいだから、気が回るわけでもない。<br />
なのに常連さんが多くいつも賑わっている。</p>

<p>美人で明るく気が利いて、とは正反対の彼女、お客さん相手にいま困っていることを話すという。</p>

<p>ふしぎなことにお客さんは、彼女の相談にのっているうちに、元気な顔になるらしい。</p>

<p>彼女の元気のなさに元気をもらってしまうのか、<br />
「まっ、楽しくいこうよ！そんな悩んでないで、女将お銚子もう一本」<br />
と、なるらしい。</p>

<p>どうも計算してやっているようではない。</p>

<p>負の魅力ともいえる彼女の魅力。</p>

<p>その悩みにどっぷりつかっている姿が逆に、この人に比べたら自分は、元気だな。ぐちゃぐちゃと悩んでいる姿はカッコウ悪いなと気付かされるのか・・・。</p>

<p>悩む姿が客に元気を与える。<br />
夜の小料理屋これもりっぱな "商いは芸"なのかもしれない・・・。</p>
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<title>新聞連載コラム「商いは芸」2006年5月16日号</title>
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<modified>2006-05-22T14:00:09Z</modified>
<issued>2006-05-22T13:54:02Z</issued>
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<summary type="text/plain"> 瓦屋根の下、創業77年と書かれた屋号。 人間でいえば喜寿のお祝いだ。 商店街の...</summary>
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<![CDATA[<a href="http://www.toshima.ne.jp/~shinbun/" target="_blank"><img src="/image/col_ph.gif" alt="豊島新聞連載「商いは芸」" width="80" height="103" class="left" /></a>

<p>瓦屋根の下、創業77年と書かれた屋号。<br />
人間でいえば喜寿のお祝いだ。</p>

<p>商店街の一角にある"乾物屋"。<br />
具合が悪くなったおじさんに代わっておばさんがひとりで切り盛りしている。</p>

<p>まわりの店は入れ替わりが激しいが、そこだけはでんと変わらぬままだ。</p>

<p>下校の小学生に「おかえり」「今日もしっかり勉強してきたかい？」と、乾物屋のおばさんは威勢よく声をかける。</p> 

<p>一方通行を無視して入ってきた車を、とおせんぼうをして追っぱらう。</p>

<p>車にはねられそうなちっちゃいおばさんだが、威勢のよさは人一倍だ。<br />
しかし、おばさんはあまりにニコニコはしない。<br />
むっつりした顔で「ありがとう」って言う。<br />
たくさん買おうと関係なくむっつりだ。</p>

<p>あるとき、電車でキレイな着物姿のおばさんに出くわした。<br />
どうやらお芝居の帰りのようだ。<br />
感慨深そうに話をしている。<br />
どこぞの上品そうな奥様というカンジだ。</p>

<p>腰をかがめながら、店番をしているいつもの姿からは程遠く、ビックリした。</p>

<p>シンデレラやプリティー・ウーマンのようにおばさんも変身するのだと思って、はたと気が付いた。<br />
着物姿の奥様が、威勢のよい乾物屋のおばさんに変身していたのか。<br />
喜寿のお店はおばさんの変身でがんばっているようだ・・。</p><br />]]>

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<title>新聞連載コラム「商いは芸」2006年4月18日号</title>
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<modified>2006-04-19T04:01:41Z</modified>
<issued>2006-04-19T03:59:42Z</issued>
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<summary type="text/plain"> 靴みがきのおじさんでおもしろい人がいる。 座った人それぞれに合った？教訓を説く...</summary>
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<![CDATA[<a href="http://www.toshima.ne.jp/~shinbun/" target="_blank"><img src="/image/col_ph.gif" alt="豊島新聞連載「商いは芸」" width="80" height="103" class="left" /></a>

<p>靴みがきのおじさんでおもしろい人がいる。</p>
<p>座った人それぞれに合った？教訓を説く。おなじみさんは日によって内容が違うようだ。</p>
<p>今日のハナシは松坂大輔が成功した要因。</p>
<p>おじさん曰く・・・。</p>
<ol>
<li>みんなが知り合いという下町育ち。</li>
<li>一発逆転の精神を父親が持っている。</li>
<li>夢を語る両親。</li>
</ol>
<p>要約するとこうだ。お金持ちになるためには、何かで秀でた技術を見につける。そして練習を欠かさない。さらに、深い付き合いの近所の人の応援と、絶対に、息子は将来野球選手になると信じている両親の想いが、自然と成功イメージコントロールとなり、いまの松坂選手を作ったということらしい。</p>
<p>手はすばやく動いてキュッキュとみがき、ピッカピカにしてくれる。</p>
<p>話の締めと靴みがきの仕上がりがピタッと同じだ。</p>
<p>次の人が座ると「今の人に話したんですけどね」と、ハナシをつなげながら今度は、学校制度についてが主題のようだ。</p>
<p>後に待っている2人は忙しいのに早くしてくれ、とイライラしながらも、他の靴みがきに変えようとはしない。</p>
<p>なにやら上からモノを言われているのに、聞いてしまうのは、靴と一緒に気持ちまでみがいてくれる商いの芸かもしれない。</p>]]>

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<title>新聞連載コラム「商いは芸」2006年2月14日号</title>
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<modified>2006-02-16T04:50:09Z</modified>
<issued>2006-02-13T05:57:23Z</issued>
<id>tag:www.33333.jp,2006:/column//11.367</id>
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<summary type="text/plain"> モノの時代には、情報といえば、テレビＣＭ、新聞とマスコミが効果的だった。 しか...</summary>
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<![CDATA[<a href="http://www.toshima.ne.jp/~shinbun/" target="_blank"><img src="/image/col_ph.gif" alt="豊島新聞連載「商いは芸」" width="80" height="103" class="left" /></a>
<p>モノの時代には、情報といえば、テレビＣＭ、新聞とマスコミが効果的だった。</p>
<p>しかし、目の肥えた消費者には、いまや通用しなくなってきた。</p>
<p>宣伝効果も効かずモノが売れなくなったいま、元気がいいところがある。</p>
<p>それは、いわゆる健康食品や化粧品である。それも結構な値段のモノだ。</p>
<p>さて、どうして売れているのでしょうか？  </p>
<p>答えは口コミ。</p>
<p>「ねぇねぇ、知ってる ？今度出た○○って・・」</p>
<p>知り合いから知り合いへとまたたく間のうちに広がるウワサ話の効果だ。</p>
<p>おいしいお店などは、いまや主婦たちの口コミで、お昼はいっぱいである。</p>
<p>また、女子高生から火のついたトレンドが流行を作る。企業もいかにして女子高生を捕まえるかが分かれめのようだ。</p>
<p>男性が産業の担い手だった社会から、女性パワーが、ブームを巻き起こす社会へと変わってきた。</p>
<p>しかも、その手法が、女性の得意とする「おしゃべり」というのはおもしろい。</p>
<p>楽しいおしゃべりで、モノが売れてしまうとは、やはり女性パワーはスゴイ。</p>
<p>また、その裏には、度重なる企業の不祥事に、信頼できなくなった消費者の気持ちが現れている。</p>
<p>信用できない企業よりも、仲のよい友人の勧めてくれる商品の方が、安心して買うことができるわけだ。</p>
<p>おしゃべりで経済効果を生む。</p>
<p> これからのモノの売れ行きは、いかに女性たちの口にのぼるかが決め手となりそうだ。</p>

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<title>新聞連載コラム「商いは芸」2006年1月10日号</title>
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<modified>2006-01-18T02:56:47Z</modified>
<issued>2006-01-10T06:11:29Z</issued>
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<summary type="text/plain"> 戌年の今年、犬好きの人には何かとお楽しみが増えるのでは？  年賀状にはご自慢の...</summary>
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<![CDATA[<a href="http://www.toshima.ne.jp/~shinbun/" target="_blank"><img src="/image/col_ph.gif" alt="豊島新聞連載「商いは芸」" width="80" height="103" class="left" /></a>
<p>戌年の今年、犬好きの人には何かとお楽しみが増えるのでは？ </p>
<p>年賀状にはご自慢のワンちゃんのワンショットが多かった気がするし、干支の人形も絵馬もみんなワンちゃんだ。犬好きにとっては飾りがいがあるようだ。</p>
<p>親心ならぬ飼い主心は、ワンちゃんのためならば、お財布を開いてくれるようで、ワンちゃんの洋服屋がますます増えてきている。   </p>
<p>人間顔負けのかわいい洋服が、ひょっとすると飼い主の服よりも高く売られている。</p>
<p>そういえば犬好きの友人が、年賀状の愛犬の写真を撮るために、デジカメを新しく購入していたし、ペットカレンダーも可愛いものはすぐに売り切れてしまうようだ。ワンちゃん経済効果の賜物だ。</p>
<p>健康を考えた無添加の餌はいまでは、あたり前となっているし、少し地方に行けば、広々としたドッグランと併用したすてきなカフェで飼い主とワンちゃんの楽しいデートタイムが過ごせる。</p>
<p>残すは、目指せ知的ワンちゃんか・・。</p>
<p>ワンちゃん塾やワンちゃん起業。</p>
<p>さらにワンちゃんの合コンなどなど人がやっていることをそのままワンちゃんに当てはめてみてはどうだろうか？</p>
<p>きっと違和感なく、どころか楽しんでワンちゃんと通って来てくれるだろう。</p>
<p>戌年にあやかって、ここ掘れワンワン とばかりあちこちに商いをしかけてはいかがだろうか・・。</p>]]>

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<title>新聞連載コラム「商いは芸」2005年12月20日号</title>
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<modified>2005-12-16T00:20:23Z</modified>
<issued>2005-12-16T00:18:16Z</issued>
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<created>2005-12-16T00:18:16Z</created>
<summary type="text/plain"> 古着屋が元気いいらしい。洋服だけではなく、着物も古着屋発が若者に人気のようだ。...</summary>
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<![CDATA[<img src="/image/col_ph.gif" alt="豊島新聞連来「商いは芸」" width="80" height="103" class="left" />
<p>古着屋が元気いいらしい。洋服だけではなく、着物も古着屋発が若者に人気のようだ。</p>
<p>個性的に着物を着こなした店員を見て、自分も同じように着こなしてみたいと買っていくのだろう。</p>
<p>「ごみ 」のなかから、「宝」を探し出す。センスとカンが勝負だ。</p>
<p>さらに最近の古着屋の魅力は、店自体から物語を感じさせている点も大きい。
<p>その店や品のコンセプトに合った時代背景を、音楽や内装で漂わせる。</p>
<p>大正時代に、スリップしたような雰囲気。客は、その演出のなかで楽しみながら商品を選ぶ。</p>   
<p>驚くほど高値の付くジーンズには、文化や歴史の背景が感じられる。</p>
<p>こだわり派にとっては重要なファクターだろう。興味のない人には、ただの古いジーパンが、ある層にはどんなに高くても買いたいモノとなる。</p>
<p>その価値感に付いた値段は、通常の価格とは設定が違う。古着屋同士でも共通の設定基準はなく、各店主の考えひとつ。商人の才が問われるところだ。</p>
<p>古着の束から、これぞというモノを探し当て売れる「商品」としての価値をつける。</p>
<p>そこには、商いという演出プロデュース力が大きな力を発揮する。</p>
<p>モノが溢れ飽きてしまった客に売るもの、それは「共感」や「感動」といった価値観なのかもしれない。</p>]]>

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<title>新聞連載コラム「商いは芸」2005年11月15日号</title>
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<modified>2005-11-18T01:09:34Z</modified>
<issued>2005-11-18T01:07:57Z</issued>
<id>tag:www.33333.jp,2005:/column//11.321</id>
<created>2005-11-18T01:07:57Z</created>
<summary type="text/plain"> 先日、美容院から帰ってきたカミさんが「今日はいっぱい握手して、あー楽しかった」...</summary>
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<![CDATA[<img src="/image/col_ph.gif" alt="豊島新聞連来「商いは芸」" width="80" height="103" class="left" />
<p>先日、美容院から帰ってきたカミさんが「今日はいっぱい握手して、あー楽しかった」とうれしそうだ。はて、握手 ？  聞いてみるとそこの美容室は初めてのお客さんとは、まず握手をしてから作業を始めるという。「カット担当の○○ですよろしく」と握手。</p> 
<p>「シャンプーをします」と握手してから始まる。</p>
<p>まずスキンシップ。ドライヤーをかけるだけの新米の男の子もよろしくと握手。</p>
<p>池袋西口は、３軒置きに美容室というくらいに美容室の激戦区だという。なるほど用事で出かけた際に改めて見ると、たしかにすごい数だ。どの店もきれいなディスプレイと今風の美容師さんたちでカッコイイ。</p>
<p>生き残りをかけて、それぞれの店ならではのスタイルを作っているようだ。件の握手はそのひとつか・・。</p>
<p>しかし、みんなターゲットは若いお姉さん。</p>
<p>せっかくならクルリと違う方向を向いて、ターゲットを６０歳以上の昔のお姉さんへと変えてみてはどうだろうか？ 若者風熟年美容室の誕生。ピアスのお兄さんとおばあちゃん。</p>
<p>ステキな髪型をしたご婦人の写真を店先に飾り、音楽もレトロに・・。</p>
<p>時間をゆっくり過ごすため、話相手も兼ねて楽しい憩いのサロンにしてしまったら ？</p>
<p>保険料引き上げで行きづらくなった病院の待合室から美容室がサロンとなれば、地球にやさしい美容室の出来上がり。</p>]]>

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<title>新聞連載コラム「商いは芸」2005年10月11日号</title>
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<modified>2005-10-12T01:27:16Z</modified>
<issued>2005-10-12T01:24:48Z</issued>
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<created>2005-10-12T01:24:48Z</created>
<summary type="text/plain"> 巣鴨の地蔵通り言わずと知れたおばあちゃんの原宿である。 四、五人で横一列に並ん...</summary>
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<![CDATA[<img src="/image/col_ph.gif" alt="豊島新聞連来「商いは芸」" width="80" height="103" class="left" />
<p>巣鴨の地蔵通り言わずと知れたおばあちゃんの原宿である。</p>
<p>四、五人で横一列に並んでおしゃべりしながらゆっくりゆっくり歩く。</p>
<p>店先には、デパートなどでは到底見ることのできない縁起物の赤いパンツや、らくだのシャツが並んでいる。大きな塩大福を売っている店では、腰を下ろす場所が用意されていて、お茶まで出してくれる。</p>
<p>もちろんＢＧＭは、美空ひばり。</p>
<p>そこはおばあちゃんたちのセーフティーゾーンなのかもしれない。</p>
<p>確かに「とげ抜き地蔵」というお寺はあるが、それだけではない。全国の商店街にもアーケードもあれば寺もある。違っているのはただ一点。お得さんとお断りするお客をさかさまにしている点だ。</p>
<p>日本中どこを探しても若者を排除し、おばあちゃんだけにターゲットを絞り込んだ街はないだろう。</p>
<p>まさに逆転の発想なのだ。</p>
<p>逆転というのは、こちらの目が見当違いなのかもしれない。少子高齢化社会にとって、主たるお客は高齢者なのに商店街が、どこもいまだに若者を取り込もうと躍起になっている。もしかしたらこちらのほうが見当違いなのかもしれない。</p>
<p>まさにおばあちゃん経済特区といえよう。この街は、未来都市なのかもしれない。</p>
<p>でも、おじいさんが排除されているような気がしないでもない・・・。</p>
<p>どこぞにおじいさんの原宿という新たな経済特区を作るべく手を上げる商店街はないものだろうか ？</p>]]>

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<title>新聞連載コラム「商いは芸」2005年9月13日号</title>
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<modified>2005-09-20T12:31:46Z</modified>
<issued>2005-09-13T02:55:11Z</issued>
<id>tag:www.33333.jp,2005:/column//11.274</id>
<created>2005-09-13T02:55:11Z</created>
<summary type="text/plain"> 近所に、非常に悪口好きのおばさんがいる。 とにかく誰か捕まえては、亭主の悪口、...</summary>
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<![CDATA[<img src="/image/col_ph.gif" alt="豊島新聞連来「商いは芸」" width="80" height="103" class="left" />
<p>近所に、非常に悪口好きのおばさんがいる。<br />
とにかく誰か捕まえては、亭主の悪口、嫁の悪口、近所の人の悪口と、悪口のオンパレードである。</p>

<p>人間社会、みなそれぞれに腹に据えかねる人のひとりやふたりはいるので、悪口はカンタンなストレス解消ともいえる。</p>

<p>しかし、その人の悪口は格別らしい。<br />
話し始めてからずっと自分の気の済むまで、延々続くという。</p>

<p>うっかり捕まってしまってはと、みんな逃げていく。</p>

<p>かくしてそのおばさんの悪口の標的は、増えるいっぽうだ。<br />
あの人もこの人も人の顔みりゃ、忙しくてと逃げていく 、と・・・。</p>

<p>しかし、あるときから、あまり町で見かけなくなった。あれだけ騒いでいたのに、と思ったら、なんと美容室のお兄さんという、絶好の話相手を見つけたのである。</p>

<p>美容室の前を通ると、手が空いていようがいまいが、目当てのお兄さん相手にちょこちょこっとしゃべる。<br />
するとカッコイイお兄さんが、にこっと微笑んで頷いてくれる。これで気が済んでとっとと家に帰るようだ。</p>

<p>もちろん頻繁にカットしたり、なんだかんだとやってもらっているうちに、身なりもずいぶんとこぎれいになった。なにやら機嫌まで良さそうである。 </p>  

<p>どうやら、美容室のお兄さんの魔法が効いたようだ。</p>

<p>自分をキレイにしていることでまわりの人に前ほど、腹がたたなくなったらしい。<br />
悪口を言わなくなった分人から嫌がられることもなくなっていくだろう。</p>

<p>髪形ばかりでなく、お客さんの心まで、きれいにしたみごとな 〝商いは芸〟 である。</p>]]>

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<title>新聞連載コラム「商いは芸」2005年8月16日号</title>
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<modified>2005-08-22T04:02:08Z</modified>
<issued>2005-08-16T04:00:39Z</issued>
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<created>2005-08-16T04:00:39Z</created>
<summary type="text/plain"> 子どもの頃、夏になると網と虫かごを手に追いかけまわされたカブトムシ。 そのカブ...</summary>
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<![CDATA[<img src="/image/col_ph.gif" alt="豊島新聞連来「商いは芸」" width="80" height="103" class="left" />
<p>子どもの頃、夏になると網と虫かごを手に追いかけまわされたカブトムシ。<br />
そのカブトムシだが、今、小学生の間でちょっとしたブームが起きている。<br />
虫の専門店でカブトムシやクワガタの一日に売れる数は１００匹にのぼるという。<br />
とはいっても、彼らが好きなのは「外国産」。<br />
日本では見ることのない大型タイプに人気が集中している。</p>

<p>なぜ外国産・・？ そう、この大ヒットの生みの母は、なんと「ムシキング」というカードゲームなのである。<br />
そのキャラクターと同じ種類のカブトムシたちに人気が出ているのだ。</p>

<p>カードのなかのカブトムシが、紙のなかからもそもそと出てきて、子供達の虫かごのなかで、きゅうりをかじっている。 <br />
バーチャル（仮想）の世界がこともあろうにリアル世界をひっぱって、ヒットを作ってしまった。<br />
実際の生き物とキャラクター、これまでは、相互に関連はなかったハズだ。しかしこれからの時代は、バーチャルとリアルの世界が相互に乗り入れていく時代なのかもしれない。</p>

<p>寅さんがいたら「するってぇと何かい？おとぎの国が世間を動かしているってことかい？バカ言っちゃいけねぇよ！」と言いながらも、がまの油のがま人形なんかを作ってしまうのかも・・・。</p>]]>

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<title>新聞連載コラム「商いは芸」2005年7月12日号</title>
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<modified>2005-07-13T22:56:04Z</modified>
<issued>2005-07-11T22:51:41Z</issued>
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<summary type="text/plain"> 近所に新しく店ができたので行ってみた。 そこでのことだ。 女房が頼んだ鳥のから...</summary>
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<![CDATA[<img src="/image/col_ph.gif" alt="豊島新聞連来「商いは芸」" width="80" height="103" class="left" />
<p>近所に新しく店ができたので行ってみた。<br />
そこでのことだ。<br />
女房が頼んだ鳥のから揚げが少し生だった。<br />
赤みが残っていたのだ。<br />
こういうとき、客は店に言いづらい。<br />
だが、「すみません、ちょっと」と言って、から揚げを見せた。</p>
<p>女の店員は「すみません」と言って奥に持っていった。<br />
少し待っていれば、揚げ直して持ってくるだろうと待っていると、奥から責任者のような男性が出てきて、女房殿に謝るではないか・・・。<br />
「この度は誠に済みませんでした・・・」<br />
ポカンとしていると、やがてまた引っ込んで、今度はジュースを持って出てきた。<br />
これを飲んで待っていてくれと、また謝った。</p>
<p>女房殿は何べんも丁重に謝られるのに慣れていないので、すっかり嬉しくなってしまったようだ。<br />
帰ってくると、「また、あそこへ行こう」と言う。<br />
余程、謝られたのが気に入ったとみえる。</p>
<p>最初のチョンボで店はいったん信用を失ったはずだった。<br />
だが、その対応で逆に熱烈なファン客を一人作ってしまったのである。</p>
<p>このとき、出されたのは一杯のジュースに過ぎない。だが、それは「礼」のしるしとしてのそれだった。<br />
人間の相手をもてなそうとする心に唸ったのである。<br />
もっと料理が美味い店はあるし、安い店もある。<br />
だが、そんなに真剣に詫びてくれる店はない。<br />
「礼」も商いの芸といえるのかもしれない。</p>
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<title>新聞連載コラム「商いは芸」2005年6月21日号</title>
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<modified>2005-06-23T08:53:34Z</modified>
<issued>2005-06-21T08:52:06Z</issued>
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<summary type="text/plain"> ある女性書家が、夫の連れてきたホームレスの友人の書いた文字に深い衝撃を受けた。...</summary>
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<![CDATA[<img src="/image/col_ph.gif" alt="豊島新聞連来「商いは芸」" width="80" height="103" class="left" />
<p>ある女性書家が、夫の連れてきたホームレスの友人の書いた文字に深い衝撃を受けた。<br />
なんとも味わいのあるその文字は、楷書体の美しくまとまった世界から一転して、独自の世界の書を誕生させた。<br /> 
たたみ一畳程の大きな半紙に、はみ出さんばかりに書かれた 〝 躍動 〟 という２文字。<br />
なんとも楽しげだ。</p>
<p>へたうま、へたへた、うまうま、うまへた。<br />
これは最近の、若者による絵についての評価基準だそうだ。</p>
<p>一本の線で描かれた動物や、人の顔が、まるで子供のいたずら書きのようにへたなようで実はうまい。 <br />
この評価は、おもしろいことに、うまいよりもへたが上に来ることだ。<br />
一番最後にくるのは、うまいようでへた。<br />
何やらシロウトの書いた静物画を思い出してしまうが、一番だめらしい。 <br />
なかなか奥の深い評価だ。</p>
<p>どこか江戸の風流に通じる趣を感じる。 <br />
商いでいうならば、全面に商売の空気を出さずに遊び心を、取り入れる・・。</p>
<p>そういえば近所のおもしろ話の好きな鍼灸院の先生のところでは、遊んでいるような治療しているようなつかみどころがないが、不思議と患者が絶えない。<br />
あれは商売のへたうまか・・。</p>]]>

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<title>新聞連載コラム「商いは芸」2005年5月17日号</title>
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<modified>2005-05-19T01:04:27Z</modified>
<issued>2005-05-17T01:00:06Z</issued>
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<summary type="text/plain"> 五月に入り、やっと花粉症も一段落しそうだ。     今年は、ホントウにつらかっ...</summary>
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<![CDATA[<img src="/image/col_ph.gif" alt="豊島新聞連来「商いは芸」" width="80" height="103" class="left" />
<p>五月に入り、やっと花粉症も一段落しそうだ。<p>    
<p>今年は、ホントウにつらかった。花粉症グッズなるものをずい分と買った。なかでもアロマテラピーの力で症状を緩和してくれるという、テープは大活躍してくれた。両耳の後ろ側と、胸の真ん中に貼るのだが、発作のように続くくしゃみや、ひっくり返して洗いたくなる目のかゆみから救ってくれた。<p>
<p>花粉症は、いまや社会問題だ。大幅に仕事の能率が落ちる。日本全体では、とても大きな損失だ。<p>
<p>花粉症の原因となる杉は、アメリカ産のものが、多いそうだ。日本杉は、大きくなるまでに時間がかかるが、アメリカ杉は、成長が早くお金になりやすいのだそうだ。<p>
<p>しかし、難点があの大量の花粉。日本杉と違い、風が吹くと凄い勢いで花粉が飛び散る。 花粉症とティシュペーパー、きってもきれない間柄だ。<p>
<p>花粉というしかけで、その後に大量のティシュペーパーが、売れる・・。<p>
<p>なんと大仕掛けの “商い”  だろうか。<p>
<p>風が吹けば桶屋が儲かるのは許せるが、花粉が飛んで製紙会社が儲かるのは許し難い。<p>
<p>「てやんでー  “商い” とは、もっと粋なもの」怒る江戸っ子の声が聞こえてきそうだ。<p>]]>

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<title>新聞連載コラム「商いは芸」2005年4月12日号</title>
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<modified>2005-04-19T08:10:08Z</modified>
<issued>2005-04-12T01:08:44Z</issued>
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<summary type="text/plain"> 満開の桜もあっという間に葉桜となった。旬は一瞬のうちに過ぎる。開花前のあの騒ぎ...</summary>
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<![CDATA[<img src="/image/col_ph.gif" alt="豊島新聞連来「商いは芸」" width="80" height="103" class="left" />
<p>満開の桜もあっという間に葉桜となった。旬は一瞬のうちに過ぎる。開花前のあの騒ぎはどこへやら・・。</p>
<p>葉桜も風情があって、また違った趣きもあるが、わざわざ愛でる人は少ない。</p>
<p>もし桜が長い間咲いていたらこれほど騒がれることもないだろう。すぐに散ってしまうからこその人気なのだ。</p>
<p>やはり人は儚さが好きなのか・・・。</p>
<p>桜の花は、まるで消費者心理を心得ているかのようだ。</p>
<p>花のように散ることのできないモノの場合、一定期間が過ぎると、人為的に散らさなければならない。</p>
<p>ファッション、車、パソコンなど、まだまだ使えようがおかまいなしにどんどんニューモデルを打ち出してくる。</p>
<p>人の心は一定のところにとどまることが苦手だ。変わらないものをつい軽んじる。ニューモデルはそんな飽きっぽい人の心への、メーカーの生き残り策でもある。</p>
<p>ああ勿体ないと人間達の有様にあきれた桜が、見本となるべく散らなくなったら人はどう思うのだろうか・・・？</p>
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<title>新聞連載コラム「商いは芸」2005年3月15日号</title>
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<modified>2005-03-22T06:04:51Z</modified>
<issued>2005-03-22T06:03:07Z</issued>
<id>tag:www.33333.jp,2005:/column//11.126</id>
<created>2005-03-22T06:03:07Z</created>
<summary type="text/plain"> 花粉症の季節となり、あちらこちらでマスクをしている人を見かける。 今年は、例年...</summary>
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<![CDATA[<img src="/image/col_ph.gif" alt="豊島新聞連来「商いは芸」" width="80" height="103" class="left" />
<p>花粉症の季節となり、あちらこちらでマスクをしている人を見かける。</p>
<p>今年は、例年よりもかなり大量の花粉が飛んでいるらしい。</p>
<p>花粉症とは無縁と思っていたが、今年とうとう仲間入りをした。</p>
<p>花粉症対策グッズがたくさん売られているので、いろいろ試してみる。</p>
<p>マスクはいろいろな形が出回っており、呼吸しやすい工夫がされている。しかし町中にあの先の尖ったマスクをした人がいるとSF小説の近未来都市を歩いているような気になる。めがねの上からかけるめがねというのもあり面白い。帽子をかぶりＷめがねで先の尖ったマスクをし、帰宅したら花粉除去スプレーをかける。</p>
<p>なんだか大変なことになってしまった！と思わざるを得ない。自分たち人間が自然を
破壊した結果だ。仕方ないのかもしれない・・・・。</p>
<p>スタジオジブリのアニメ『平成狸合戦ぽんぽこ』では里を追われた狸が人間に復讐するが、この花粉症は大量に伐採された木々たちからの復讐なのだろうか・・・。</p>
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