新聞連載コラム「商いは芸」
新聞連載コラム「商いは芸」2004年7月26日号
熱帯夜が続いている。
東京では、観測以来、最高の39.5度を記録した。
こうなるとエアコンなしでは眠れない。
ところで、このエアコン結構、もめる原因になる。
同じ寝室で、寝ている夫婦のあいだで亭主の設定温度では、女房は冷え過ぎて眠れず、逆に女房の快適な温度では、亭主は暑くてたまらない。
お互いが、主張を譲らず相手の体質を罵倒する結果となる。
会社でも、外出先から帰った男の営業マンは、「冷房、冷房!」と叫び、事務の女性はひざ掛けを手離せない。
どこぞのメーカーさんが、この連日のバトルに終止符を打ってくれるような画期的な新製品を、考え出してくれないものだろうか。
ベストセラー「話を聞かない男、地図が読めない女」でも言われているように、「男脳」と「女脳」は違う。
巷では、この男と女の違いからふたつある商品があるくらいだ。
朝の通勤電車にいたっては、冷房に弱い女性用に、弱冷房車まである。
男女の体感温度の違いは、2℃といわれている。
同じ空間でお互い快適に過ごしたい。しかし男と女の『真夏の世の夢』は、しょせん「同床異夢」と、あきらめるか・・・・。
