ジャンピアメールマガジン
『最終的には出版までもっていく情報起業家を育成するプログラム』バックナンバー
メルマガVol.36 [2006年4月30日]
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2006年4月30日
最終的には出版までもっていく
情報起業家を育成するプログラム
by ジャンピア日本講座起業協会
http://www.33333.jp/
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こんにちは、ジャンピアです。
きょうは4月の終わり。
だんだんと暖かくなってきました。
今度は一日、一日と暑い夏への階段をのぼっていくわけです。
毎年、繰り返されるこのサイクルがいとしいですね。
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さて、きょうは「情報コンテンツの価値」という少し固いハナシをしてみたいと思います。
この頃の大きな話題といえば、かの自費出版会社大手の碧天社の倒産と、
当会と日本インフォプレナー協会・室賀博之氏の著作権侵害訴訟の和解の件でしょう。
ニュースというのは、日々新しいものが送られてくるので、少し前のニュースになると
風化してしまいます。
しかしながら、この二つのニュースは実は本質的なところで、われわれの情報起業と
密接にかかわりを持っているのだと思うのです。
著作権侵害のニュースは、本質的にまだまだいま現在の情報起業があるべき姿とは
いえない幼い段階の黎明期にいることを示していると思います。
つまり、情報起業という名を冠してはいるが、情報というコンテンツの部分よりも、
いかに多く売るか、露出するか、広告するか、あおるか、アフィリエイトや販売権を
つけて売るかという「売る」ことの方にばかり重点がいっているということなのです。
「情報」の部分を軽視するがゆえに、
「情報コンテンツは他のものをパクればいいだろう」
という思考形態が著作権侵害の問題の根っこにあります。
なにも多く売ること、アフィリエイトや販売権が悪いことだというつもりは毛頭ない。
あまりにも、そちらに重点をかけすぎていて、「情報コンテンツ作り」をおろそかに
考えては本末転倒だといいたいのです。
実は、この「情報コンテンツ作り」は手間がかかって面倒なのがホントウのところ
です。
なぜなら、市場に出回っている書籍と同じレベルの情報なら、1500円で本来買える
のですから、何も数万円もの高額なお金を出して買う人はいないわけです。
だから、本来、この市場に出回っている書籍よりも市場が
「価値がある」
「高額なお金を出しても構わない」
といわせる「情報コンテンツ」を作り出すことは容易ではないのです。
専門分野を自ら持ち、何十年も研究したり、かかわってきた方は別として、
ただその分野の本を多く読んだからといって、コンテンツはなかなか作れないものです。
先日も当会に入会したいといってきた方にお会いしました。
「自分は歴史が好きで、日本史や三国志が好きです。歴史は誰にも負けない自信が
あります」
とその方は言うのです。
そこで、こう話を向けてみました。
「歴史は過去のことなので、体験ということができにくいですよね。だから、あなたの
オリジナリティを出しにくいと思うのですが、どういう部分にあなたのオリジナルなもの
がありますか?」
「はい。もしも関が原の戦いで誰々が裏切らなかったら、歴史はどう変わっていたか
というような見方ができます。あるいは邪馬台国も近畿にあるという説や九州いや
四国にあったといういろいろな説があるのも知っています」
「そうした説はいろいろありますが、ご自分の説はお持ちですか?
ご自分はどうお考えですか?」
「いや、それはまだ・・・」
私は、これから情報起業を始めようという方に少し厳しいのかもしれない。
しかし、いろいろなことを知っている、ああいうこともこういうことも知っているという
レベルではまだまだだと思っています。
もちろん、そうした知識はないよりはあった方がいい。
たとえば、国家破産であれば、浅井隆氏、高橋誠氏ぐらいの本なら誰でも読んでいる。
スイスのプライベートバンク事業をしているぐらいまでもとうの昔に知っている。
でも、それと情報起業できることとはまったくレベルの違うハナシだと思うのです。
誰がどんな学説を唱えていて、全部で学説は何種類でそれぞれの違いはこうで
・・・まあ、これは読者レベルなのです。
よく知っているというにすぎない。
ここまでが基礎知識であり、これは情報を幅広くカバーしたに過ぎない。
ココからが出発なのです。
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ココからが出発なのです。
幾種類もあるそうした考えの中で、あなた自身はどう思うのか?
体験できない歴史とはいえ、実際に現地に出かけてみる、あるいは直接学者の話を
ダイレクトに聴く、他の人が押さえていない史料を押さえる。
こうして初めて自分自身の見方ができて、
「いままでの学者は馬鹿だ、こんなことを見逃している、なっちゃない、
ホントウはこうなのだ!」
と生意気になって初めて立てる資格ができたことになるのではないでしょうか?
自説を持ち、世の中に討って出るだけの資格ができたわけです。
ところが、これはたいそう面倒だ。
とても、こんな時間をかけてられない。
もっと手っ取り早く儲けたい・・・となって、パクリが行われるのだと思います。
本来、情報コンテンツは地道な資料(史料)集めやインタビュー、仮説を立てての
試行錯誤、実験といったものがあって、実験結果があるはずなのです。
このプロセスの部分を全部すっ飛ばして、情報を高額で売ろうというのは本来ムシが
よすぎるハナシなのです。
自分オリジナルの仮説アプローチがなければ、自分なりの情報もないのはあたり前
です。
情報アサリをして、適当につぎはぎしてくっ付けて売ろうというのは、さもしい。
だが、そうした情報にも価値がないわけでもない。
あるテーマに沿って寄せ集めた価値やすべてをそろえた価値などです。
そこにあるのは「網羅性」という価値です。
が、こうした「網羅性」の価値は、あまり高くはない。
雑誌や新聞がコンテンツに対する対価ではなく、主として広告を収入源にしている
ことでも分かるはずです。
パクリを推奨している方は、にわか情報起業家であり、こうした情報コンテンツ作りの
専門家でないのは仕方がないが、本来、情報コンテンツの価値はすでにさまざまに
体系化されているのだから、この部分のことぐらいは勉強してほしいと思うのです。
雑誌と単行本の情報コンテンツの違い、コンテンツとメディアの違いをごっちゃにして
しまうとハナシが始まらない。
もう一歩、踏み込んでほしいということです。
もう、いいかげんパクリだけで儲かる時期は過ぎようとしていると思うのです・・・。
さらに、冒頭の自費出版会社の件ですが、もしも、こうした情報コンテンツを持たずに、
情報発信しようと思うと、印税というお金を得られるのではなしに、逆に「協力出版」
という名のもとに自分でコスト負担をしなければなりません。
これが世の中の条理です。
つまり、はじめに「情報コンテンツありき」なのがお分かりいただけるでしょうか?
ずいぶんと融通の利かない固い話になってしまいましたが、つまり、最初に自分
なりの情報コンテンツさえ手にすれば、あとは逆にオールマイティなのだということ
です。
もちろん、出版社のお金で商業出版が叶うし、印税ももらえて、尊敬もされて、
セミナーやテキストも売れて・・・といった循環が起きます。
もしも、最初の情報コンテンツが「網羅性」のレベルだと、出版は有料になり、経営
リスクが高まるという循環になってしまいます。
さらに、もしも情報コンテンツが「パクリ」だと、すべてのことが有料になり、その上、
著作権侵害にもビクビクし・・・という循環が起きるでしょう。
こうしたことを考えると、やはり、最初が肝心なのだと思うのです。
少し、遠回りでも良いから、研究に時間をかけてほしいというのは、こうしたことが
あるからです。
すぐにデビューすることを考えずに、深く沈んで深い研究をするというプロセスこそが
馬鹿馬鹿しく思えても、情報コンテンツの価値を上げるカギなのです。
いいかげん、いつまでも価値のないものを高く見せる手法に踊らされるほど、
お客さんは馬鹿ではないと思うのですが・・・。
みなさんのお役に立てれば幸いです。
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大人として生きている私たちは、大きな流れのなかで、意味のない慣習や付き合いに
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冒頭の「意味のない年賀状を出す三つのタイプから逃れよう」は、読んでみるとハッとする
人は多いのではないでしょうか? と思えるほど
わたしたちが慢性化してしまった慣習について書かれています。
あたり前になり、機械的にものごとを進めてしまうただ過ぎて行く毎日に、
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おススメ度 ★★★★★
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しかし、残念ながら一部に盗作と疑われる行為がみられるのも事実です。
いうまでもなく著作権侵害は重大な犯罪です。
当会は知的財産の創造を促進するために著作権尊重の推進運動に協力しています。
これは著作権法違反に当たるのか当たらないのかと、迷われたときには当会宛てに
メールなどで直接お問い合せください。
また、もしも当web内でご覧頂いているなかで規約に違反されているページが
ありましたら、至急当会宛てにメールにてご連絡ください。
jumpia@33333.jp
【関連記事】
(情報起業と東京地裁での室賀氏との和解
⇒ http://www.33333.jp/diary/infopreneur03/060313.html)
(その後、和解金の20万円の裁判所の定めた期限は3月末日でとっくに過ぎているのに、
いまだ支払われず・・・これは法治国家への挑戦状なのか???)
◆編集後記 ■■◇■――――――――――――――――――――――◆
さて、明日から5月。
連休真っ只中の方もおられるでしょう。
サラリーマン時代、わたしは旅行といえばしょっちゅう那須に行っていました。
あの緑の山々をみるたびに、
「あ~あ、もっと自分の思った通りの人生にならないものかなあ・・・」
なんて嘆いていたものです。
あの頃と比べれば、いまはとても幸せだと思います。
そういえば、このところ、お世話になった那須にも行っていないな・・・。
みなさま、よいゴールデンウイークをお過ごしください。
では、また。
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